こんにちは!
本日はピラティスの重要なコンセプト「コントロロジー」について解説します。
今では「ピラティス」と呼ばれるたエクササイズ群のことを、開発者であるジョセフ・ピラティス氏は最初「コントロロジー」と名付けました。日本語に直訳すると「体のコントロール学」という意味です。
ピラティス氏自身は、このことを単なるエクササイズではなく、全身の動きを意識的にコントロールするための包括的な体系と捉えていました。
彼はこのメソッドを、肉体と精神の完全な調和を実現するためのものと考えており、呼吸、集中、精密な動作、そして体幹の力を活用することを強調しています。
そして、これを成し遂げるためのいくつかの原則が存在します。
今回は、私が資格を保有しているPHI Pilates Japanの8つの原則についてお伝えします。
➀コンセントレーション
ピラティス氏は、「エクササイズをする際は、常に正しい動きが出来るように集中して行うこと」と述べています。
これは、エクササイズに意識を集中させ、筋肉の動きや姿勢の変化をしっかりと感じ取ること、また自分の体と向き合うことを意味します。
➁コントロール
ピラティス氏は「筋肉は自分の意志に従って動くことが理想」と述べています。
筋肉の反射運動や、重力や、バネや重りの力によって運動が支配されるのではなく、全て意識によってコントロールされた筋肉の動きでエクササイズを行うことが重要です。
③センタリング
エクササイズのすべての動きは、安定した体の中心を伴います。
両肩と骨盤の両側を結んだ長方形の部分を、ピラティス氏は「パワーハウス」と呼びました。パワーハウスが安定した状態でエクササイズを行うこと、これがもっとも重視される原則です。
④フロー
コントロロジーにおいて、体が良くコントロールされた状態とは、「エクササイズの動きが優雅で流れるように、そして常に一定のスピードで行われること」だとピラティス氏は述べています。このため、筋肉と靭帯が柔軟で、体が猫のようにしなやかになることが重要です。
⑤プリシジョン
プリシジョンとは「精密さ、正確さ」などの意味で、その他すべての原則と関連します。エクササイズの目的と動作を正確に理解して、コンセントレーション、コントロール、センタリングなどの各原則に基づき行うことで、良い効果が得られます。
⑥ブレス
ピラティス氏は「呼吸は生まれてから命が尽きるその時まで行う行為」であり、「息を吐くときは肺の空気を最後まで絞り出すように」すべきだと述べています。ピラティスでは、全ての動作は呼吸を止めず、呼吸するための機能を100%発揮して行います。
⑦リラクゼーション
ピラティス氏は「リラクゼーションとは、余計な緊張なく動作を行うこと」だと述べています。
彼が重視していることは、その動作を行うために必要最低限の筋肉だけを動かすということです。
⑧スタミナ
ピラティス氏は持久力の必要性も説明しています。
集中し、体幹部を安定させながら動作をコントロールするためにはスタミナが必要です。
ピラティスは自分の体と向き合うエクササイズ
いかがでしたでしょうか?
ピラティスは、自分の体に向き合い、自分の体を自分の意志でコントロールするエクササイズです。
エクササイズの実施にあたり、体幹部の(パワーハウス)の安定性は特に重要です。
この過程で、自分の体に気づき、新たな特徴を発見し、問題点を認識し、それを改善することができます。
それは、人によって姿勢の問題であったり、肩こりや腰痛の問題であったり、はたまた体を引き締めたり、ヒップアップやダイエットであったりするかも知れません。
とても魅力的なエクササイズですから、是非体験にいらしてくださいね。
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