- ピラティスにダイエット効果はある?
- 痩せたいけどハードな運動は苦手。
- 意志が弱くダイエットが続かない・・・
このようなお悩みを持っていませんか。
「ダイエット方法」などで検索すると選びきれないほどのダイエット法が出てきます。
間違ったやり方や極端なダイエット方法を選んでしまうと、継続できず失敗したりリバウンドしたりする可能性があります。
結論から言うと、ダイエットしたい、一時的ではなく痩せた状態をキープしたい方にとって、ピラティスは最適なフィットネスだといえます。
本記事ではダイエットにピラティスがおすすめな理由や効果、効果をより引き出すために意識するポイントなどを紹介します。
最後までお読みいただくことでピラティスの魅力が分かり、お悩み解決の手助けになるはずです。
ピラティスとは心身ともに整えられるエクササイズのこと
そもそもピラティスとは何かをご存知でしょうか。
ピラティスとは、
- 姿勢
- 呼吸
- 柔軟性
- 筋力
- バランスカ
などの改善、向上に効果的なエクササイズのことです。
体を使ったエクササイズですが、変化を感じるのは体だけではありません。
深い呼吸を振り返しながらゆっくり体を動かすことで、
- メンタル向上
- ストレス解消
- 自律神経を整える
など、精神にもいい影響を与えます。
運動が苦手な方でも無理なく楽しく続けやすいため、幅広い年代の女性からの人気も高く、まさにダイエットに最適なエクササイズです。
体全体のバランスを整えることで、美しく健康的な体を手に入れると同時に、生活の質にもいい変化を与えてくれます。
ピラティスは2種類ある
ピラティスには大きく分けて2種類のやり方があります。それぞれの特徴や、どのような人に向いているのかをご紹介します。
マットピラティス
マットを使ってフロアで行う方法です。体全体をバランスよく鍛えることができます。
マットとスペースさえあればどこでもできるため、継続しやすいという点がメリットです。
自宅でピラティスを始めたい方にはマットピラティスがおすすめといえます。
しかし、自己流で行うとフォームが崩れたり、体を痛めたりする可能性があるので注意が必要です。
マシンピラティス
専用のマシンやプロップス(専用の小道具)を使用する方法です。
エクササイズのバリエーションや強度を選べるため、その人にあったアプローチが可能になります。
インストラクターからの指導を受けながら正しいフォームや動きが学べるので、ケガのリスクが少ないというメリットがあります。
そのため、未経験の方にもおすすめです。
機械や道具の補助があることにより、しっかりとインナーマッスルが鍛えられるため、マットピラティスと比べて短期間での効果実感が期待できます。
ピラティスはダイエットに最適!その理由5つ
ピラティスは、心身ともに鍛え、美しくしなやかな体作りにおすすめなエクササイズです。
ここからは、ピラティスがダイエットに適している理由を詳しく紹介していきます。
インナーマッスルが鍛えられる
インナーマッスルとは、体の深いところにある筋肉で体を支えるための筋肉です。
- 関節や骨盤の安定
- 姿勢を保つ
- 動作のサポート
- 内臓を正しい位置で支える
などの役割を担っています。
インナーマッスルが鍛えられることで、上記のような働きの強化が期待できます。
基礎代謝が上がり痩せやすくなる
ピラティスは全身の筋肉をまんべんなく鍛えることに適したエクササイズです。
体全体の筋肉量が増えることでより多くのエネルギーが必要となるため、基礎代謝が上がります。
基礎代謝とは?自分の基礎代謝量など詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
基礎代謝が上がると、日常生活で消費されるカロリーが増えるため、太りにくく痩せやすい体を目指せます。
ダイエットで自信が持てるスタイルになれたら、ほとんどの方はその体をキープしたいと思うのではないでしょうか。
ピラティスはリバウンドを防ぐダイエットとしてとても効果的です。
胸式呼吸が身に付く
呼吸の仕方は大きく「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2つに分けられます。
そのうちピラティスでは胸式呼吸を意識したエクササイズです。
胸式呼吸と腹式呼吸の違い
胸式呼吸 | 腹式呼吸 |
---|---|
筋肉が動きやすくなる肺活量の向上 | リラックス効果筋肉がほぐれ、やわらぐ |
胸式呼吸は、肋骨周りの普段あまり使われていないインナーマッスルを使います。
よくおなか周りの「コルセット」と呼ばれていている筋肉です。
胸式呼吸を行う
↓
筋肉をしっかり動かすことができる
肺活量の向上で取り込む酸素量が増える
↓
代謝が上がる
その結果脂肪燃焼が期待できます。
姿勢がよくなる
普段使わない筋肉を正しく使えるようになり、美しい姿勢の状態をキープできるようになります。
おなか周りの筋肉不足や重力により下がりやすい内臓も引き上げることができるため、ぽっこりした下腹にもアプローチが可能です。
同時に血の巡りも良くなり、肩こりや冷え性の改善にも効果が期待できます。
ストレス軽減
ピラティスは、ストレスや不安を軽減させる効果もあります。
日常のストレスや疲れで乱れがちな自律神経ですが、意識して整えることは難しいものです。
深い呼吸には自律神経を安定させる効果があるため、呼吸がコントロールできるようになると自律神経のコントロールもしやすくなります。
ピラティスの効果を実感するまでの期間・頻度
ピラティスは、短期的に結果がでるものではなく、続けることで少しずつ効果を感じられるものです。
効果を感じるまでの期間
効果を感じる期間の目安は、個人差もありますが10回前後からと言われています。
上記はピラティスの考案者「ジョセフ・ピラティス」が主張している有名な言葉です。
まずは10回を目標に継続してみましょう。週1回なら約3か月、週3回なら約1か月で変化に気づくことができるでしょう。
ダイエットにおすすめの頻度
ダイエットとしてピラティスを始めるのであれば、週3〜4回を目安にするのがおすすめです。
最初からしっかり取り組むのもいいですが、まずは週に1〜2回からスタートしてみて、徐々に回数を増やしていくと体の負担も少ないです。
少ない回数でも継続することが1番大切なので、無理なく習慣化するところから始めましょう。
ピラティスの効果を最大限引き出すポイント3つ
ダイエットが目的でピラティスを始めるなら、なるべく早く効果を感じたいと誰しもが思うでしょう。
少しでも早く変化を感じられるように、ぜひ取り入れていただきたいポイントを紹介します。
無理なく継続して習慣化する
ピラティスは、正しい呼吸と筋肉の使い方を体に覚えさせバランスを整えていくものです。
そのため、継続しなければ元に戻ってしまいます。
頑張りすぎてストレスを感じない程度に継続することが大切です。
目標期間を決めたり、お気に入りのウエアを着たりしてモチベーションをあげるのもいいでしょう。
普段から姿勢や呼吸を意識する
日常生活での姿勢の悪さや、浅い呼吸のクセがついてしまっている方が多いです。
そのクセを放置していると、正しい姿勢を覚えさせようとしても元の体の使い方に戻りやすくなったり、変化を感じにくかったりする可能性があります。
- 普段から正しい姿勢で生活をする
- しっかりと深く呼吸をする
これらを意識することで、普段から姿勢や呼吸が正され、ピラティスで整えた状態をキープしやすくなるでしょう。
食事を整える
食生活の乱れはダイエットにあまり良い影響を与えません。
バランスのよい食事をしっかり摂り、栄養素にも気を使うと良いでしょう。「まごわやさしい」の食材を意識して取り入れてみるのもおすすめです。
「まごわやさしい」とは、健康的な食生活のために積極的に取り入れたい食材の頭文字を合わせたものです。
「ま」・・・豆類
「ご」・・・ごまなどの種実類
「わ」・・・わかめなどの海藻類
「や」・・・野菜
「さ」・・・魚
「し」・・・しいたけなどのきのこ類
「い」・・・芋類
上記の7品目からなります。
また、食事量を極端に減らしてしまう方も多いですが、食事量が少ないと、
エネルギー不足になる
↓
エネルギーの材料として筋肉が使われてしまう
↓
代謝が下がる
↓
痩せにくくなる
という悪循環になってしまうため、量ではなく質に意識を向けた食事をすることが大切です。
ピラティスはダイエットに最適なフィットネス
ピラティスは、継続することでインナーマッスルが鍛えられ、基礎代謝が上がり、太りにくく痩せやすい体をつくることができるエクササイズです。
ピラティスとはどのようなものかを知り、実際にピラティスでのダイエットにチャレンジしてみたくなったのではないでしょうか。
日常生活の新しい習慣としてピラティスを取り入れ、楽しくダイエットを成功させましょう。