- ピラティスにダイエット効果はあるのかな
- 痩せたくてピラティスを始めたけど変化がない…
- ピラティスで効率よく痩せる方法が知りたい!
ピラティスをしている方、これからピラティスを始めようとしている方でこのような悩みや疑問をお持ちではありませんか。
ピラティスの取り入れ方や食事方法が適切でないと、思うようなダイエットの効果が得られない可能性があります。
本記事では、ピラティスをしているのに痩せない原因やダイエット効果を高めるコツ、ダイエットに適した頻度などをご紹介します。
ぜひ最後までご覧いただき、参考にしていただければ幸いです。
ピラティスとは「体の機能を取り戻すエクササイズ」
そもそもピラティスとは何かを知っていますか。
ピラティスとは、もともとはリハビリトレーニングのために考案されたもので、
- 姿勢
- 呼吸
- 柔軟性
- 筋力
- バランスカ
などの改善、向上に効果的なエクササイズのことです。
運動が苦手な方でも無理なく楽しく続けやすいため、幅広い年代の女性からの人気も高く、まさにダイエットに最適なエクササイズです。
体全体のバランスを整えることで、美しく健康的な体を手に入れることができます。
ピラティスで痩せない原因3選
ダイエットにピラティスを取り入れているのになかなか変化がない場合、頻度や食事などが適切でない可能性があります。
以下に主な原因を3つご紹介します。
食事が適切でない
ピラティスを継続していても、食事内容や食べ方が適切でないとダイエット効果は得にくくなります。
ダイエットには食事が8割と言われるほど食事のコントロールは重要です。
ピラティスや運動で消費カロリーを増やすことができても、その分食べてしまい摂取カロリーが上回った状態だとダイエットは停滞してしまいます。
また、極端な食事制限や断食なども逆効果です。
食事量を減らし過ぎることで栄養不足の状態が続くと、エネルギーが不足して筋肉が落ちやすくなります。
その結果基礎代謝が下がってしまい、さらに痩せにくくなってしまうのです。
自己流でやっている
自己流でピラティスを行っている場合は、フォームが正しいかどうかを確認することが大切です。
間違ったフォームで行っているとダイエットや体作りの変化が出にくいだけでなく、ケガのリスクも高まってしまいます。
正しいフォームで行うことでピラティスの効果を最大限得ることができ、効かせたい筋肉にしっかりと負荷をかけることができるのです。
頻度が少ない
ピラティスが習慣化していない、不定期で行っている場合は結果が出にくく、ダイエットに効果的とは言えません。
次回までの期間が空きすぎると、せっかくピラティスで鍛えた筋肉が元に戻りやすくなったり、レッスンで学んだ動きを忘れてしまったりするため、身になりにくいことが理由の1つです。
最低でも週に1回は行うようにし、その後徐々に回数を増やしていくことをおすすめします。
ピラティスのダイエット効果を高めるコツ5選
ピラティスで健康的に効率よく痩せるためには、いくつかのコツがあります。
それぞれ詳しくご紹介しますので、できることから取り入れてみましょう。
専門知識を持つトレーナーの指導を受ける
効率的に最短ルートでピラティスの効果を得るためには、専門の知識を持ったトレーナーに正しい体の動きやフォームの指導を受けるとよいでしょう。
自己流のやり方では、効かせたくない部位に刺激が入ってしまったり骨や関節を痛める可能性があります。
1人1人の悩みに合わせたメニューで的確にアプローチが可能なので、ピラティス経験の浅い方ほどプロの指導を受けることをおすすめします。
正しい食事管理
早く結果を出したいという気持ちから極端な食事制限をしたり朝や夜を抜いたりする人も多いですが、摂取カロリーを減らせば減らすほど早く痩せるというわけではありません。
栄養バランスの良いメニューを1日3食しっかり食べるようにしましょう。
とくにタンパク質は意識しないと不足しがちなので注意が必要です。
また、ダイエット中に避けがちなご飯やパンなどの炭水化物は、体を動かしたり脂肪を燃焼するために必要なエネルギーなので適量摂取する必要があります。
ダイエット中は夕食を控えめにすると効果的ですが、あくまでも1日のトータルの食事量は変えずに夜調整する分を朝昼でしっかり食べるようにして、エネルギー不足にならないように意識しましょう。
長期間継続する
ピラティスは短期間で劇的な変化を得られるものではなく、継続することで少しずつ変化をもたらす運動です。
短期間での結果を求めすぎると、変化がないと感じるたびにモチベーションが下がり、挫折してしまう可能性が高くなります。
お気に入りのウエアを着用したり、グループレッスンを受けてみるなどの方法でモチベーションを維持しながら継続することが大切です。
また、毎日見ている自分の体の変化は分かりにくいため、定期的に体の記録を残すことをおすすめします。
2〜3日、1週間に1度などの頻度で定期的に記録することで、過去と現在の体を客観的に比較できるため、撮影した時には気が付かなかった小さな変化に気づきやすくなるでしょう。
ピラティス以外の運動も取り入れてみる
有酸素運動など他の運動を取り入れるのも効率的に痩せるためにおすすめです。
ピラティスでインナーマッスルを鍛えて基礎代謝を向上させながら有酸素運動を行うと、筋肉量を減らさずに脂肪を燃焼させることができます。
さらに筋肉量を増やしたい、メリハリのある体を作りたい場合は筋トレを併用するとよいでしょう。
ピラティスの種類を変えてみる
ピラティスには、大きく分けて以下の2種類があります。
マットピラティス
マットを使用してフロアで行う方法で、体全体をバランスよく鍛えることが可能です。
マットとスペースがあればどこでも行えるため、継続しやすいというメリットがあります。
マシンピラティス
専用のマシンや小道具を使用する方法で、エクササイズの種類や強度を個人に合わせたアプローチが可能です。
同じピラティスではありますが、マシンピラティスはマットピラティスに比べて動きのバリエーションが多く、機械や小道具を使用するため負荷も大きくできます。
よりピンポイントで気になる部位を鍛えたい、ダイエット効果を高めたいという場合はマシンピラティスを選んでみるのも効果的だと言えるでしょう。
ピラティスで痩せるためのおすすめの頻度と期間
ピラティスで確実に結果を出すためには、適切な頻度と期間で継続することが大切です。
以下でピラティスのおすすめ頻度と期間についてご説明します。
頻度
ダイエットのためにピラティスを取り入れるのであれば、週3〜4回を目安にすると良いでしょう。
最初から高頻度で取り組むのもいいですが、まずは週に1〜2回からスタートしてみて、徐々に回数を増やしていくと体の負担も少ないです。
少ない回数でも継続することが1番大切なので、無理なく習慣化するところから始めましょう。
期間
効果を感じる期間の目安は、個人差もありますが10回前後からと言われています。
「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」
これはピラティスの考案者「ジョセフ・ピラティス」氏が主張している有名な言葉です。
まずは10回継続を目標にしてみましょう。週1回なら約3か月、週3回なら約1か月で変化に気づくことができるでしょう。
ピラティスで痩せるには適切な頻度や食事が大切
正しい頻度やフォームでピラティスを行い、食事面にも気を使うことでダイエット効果をさらに高められます。
また、姿勢改善や体の歪みなどの矯正も可能なため、ただ痩せるだけでなく綺麗なボディラインを手に入れることが可能です。
ダイエットにピラティスを取り入れてしなやかで健康的な体を目指しましょう。